高血圧の症状について

日本人の3人に1人は高血圧に悩まされていると言われている程で、国民病と言っても過言ではありません。そんな高血圧は様々な要因によって引き起こされてしまうと考えられていますが、重症と言われる状態になるまでほとんど自覚症状がない病気だと言われていますが、これを放置しておきことによってどんな病気にかかってしまうのでしょうか。

1、高血圧って何?

 

年代が高い人を中心として、お馴染みの存在となりつつある高血圧。血圧が高くなってしまっていると言ってしまえばそれまでですが、そもそも何を表している数値なのでしょうか。健康診断でも当たり前のように図っている血圧ですが、まずはその実態に関して知ることから始めていきましょう。

血圧とは?

血圧とは簡単に説明をすると、血管の中を血液が通る際にかかる圧力のことです。私たちの身体は、心臓から送り出された血液が全身に栄養や酸素を送り届けることによって生命を維持できています。心臓がポンプのような動きをすることによって、血液は全身を巡っています。心臓が収縮して血液を送り出すときの圧力が収縮期血圧(最高血圧)です。

 

 

 

また、収縮した後、心臓が拡張して圧力が一番低くなる状態のことを拡張期血圧(最低血圧)と呼んでいます。高血圧はこれらの基準値が高くなっている状態のことであり、収縮期血圧が140mmHg以上または拡張期血圧が90mmHg以上が高い値とされています。

高血圧は血管に過度の圧力がかかっている状態

血管に必要以上の圧力がかかってしまっている状態が高血圧です。これが続くことによって、血管に負担がかかってしまい、脳の血管が破裂して脳出血を起こすリスクが高くなります。また、心臓はどんどん血流を送り出そうとして次第に大きくなり、心臓の動きがにぶり、血液を全身に送り出す機能が低下しまうこともあるのです。

このように、高血圧は様々な疾患を引き起こしてしまう要因にもなり得てしまうため、しっかりと予防をして未然に防ぐことが大切です。年齢が若いからと言って、高血圧の心配がないと考えている人もいるかもしれませんが、30代以上でも4~5割の人が高血圧に掛かっています。病気が原因という場合もありますが、生活習慣を見直して健康的な日常を送ることを心掛けましょう。

 

2、高血圧度セルフチェック

 

実は高血圧の原因が解明されているのは約1割です。それ以外の人に関しては生活習慣や遺伝が起因していると考えられています。それらが直接的に高血圧を招いてしまうわけではありませんが、血圧が上昇する原因ともなり得ます。ご自身の生活を振り返ってみて、それが高血圧の要因となってしまうのかをチェックしていきましょう。まずは下記の項目にYESかNOでお答えください。

 

 

  • 喫煙習慣がある
  • 太り気味である
  • 下半身がむくみやすい
  • 運動習慣はなく、身体を動かすことが少ない
  • めまいや耳鳴りを感じることが増えた
  • 胸が苦しい感じがすることがある
  • 肉食中心で青魚などを食べることは少ない
  • 結構お酒を飲むほうだ
  • 夜中、トイレに起きることが多い
  • 階段を上るとすぐに息切れする
  • 濃い目の味付けが好きだ
  • 血縁に高血圧の人がいる

 

 

回答した人の中には全部当てはまった人、逆に何も当てはまることがなかった人それぞれでしょう。何個以上で高血圧の可能性が高いということはありませんが、YESの数が1つ以上あった方に関しては、その可能性が十分にあるということを自覚しましょう。

 

 

 

これらの質問項目をご覧になっても分かるように、年齢に関係なく当てはまりそうなものばかりではないでしょうか。先にもご紹介しましたが、高血圧は決して一般的なイメージとして出回っている高齢者がなりやすい病気ではありません。普段の生活を見直すことによって、高血圧になる可能性を低くすることもできますので、意識的に改善を行っていきましょう。

3、高血圧の主な自覚症状

 

高血圧は一般的に自覚症状がなく、気づいたら重症になっていたというケースも珍しくありません。しかしながら、一切その症状がないわけではなく、疲労困憊時などにその症状が一時的に現れることもあります。それらが何なのかをしておかないとそのまま放置しておくことにもなりかねません。少しの変化にも気付けるように、主な症状をご紹介します。

肩こり

高血圧と肩こりに関してあまり直結されるイメージがない人も多いかもしれません。若年層の場合だとその症状を感知するのが難しいのですが、中高年の高血圧患者の場合だと、血液の流れが悪くなることで肩こりになってしまうこともあるようです。これには運動不足も起因していることが考えられますので、適度な運動を心掛けましょう。

頭痛

疲労時に現れる症状なので、気付きにくいかもしれませんが、高血圧頭痛の場合は後頭部に痛みを感じることが多く、その際に吐き気をもよおすこともあります。決して頭痛を感じる=高血圧ではありませんが、その可能性も考えられますので、頭に入れておきましょう。

めまい

これに関しても疲労時に起きていることなので、区別しにくいかもしれません。平衡感覚を失ったり、回転性のめまいによって、歩くことが困難な場合は少し休息をとりましょう。それでも、めまいが数回起きてしまう場合は高血圧の可能性もありますので、医師の診断を受けるなど対処をしましょう。そのまま放置しておくことは絶対にしないでください。

耳鳴り

めまいと同時に耳鳴りが起きてしまう可能性もあります。特に疲労時の場合であれば過労や寝不足などによって耳鳴りが起きることもあるでしょう。これに関しても、数回起きてしまう場合は医師の診断を受けることをおすすめします。耳鳴りの場合は別の病気によるものかもしれませんので、早期発見をするためにも放置することはNGです。

3、高血圧が引き起こす合併症

 

 

 

それでは、先にご紹介した自覚症状にも気づかずにそのまま高血圧を放置しておくことによって、どんな病気を引き起こしてしまうのでしょうか。早期発見をして確実に予防や治療を行っていけば命に直結する病気にかかってしまう心配もないかもしれません。

脳卒中

高血圧に掛かってしまうことによって、最もリスクが上がってしまうのが脳卒中です。脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などが考えられ、収縮期血圧(最高血圧)が少し上昇するだけでもその可能性は高くなります。また、脳卒中は運動障害や言語障害にもなりやすく、命は助かったとしても長期のリハビリを要することにもなりかねません。

心疾患

心筋梗塞や心筋症、心室性不整脈などの心疾患も高血圧によって引き起こされてしまう可能性があります。血管に圧力がかかった状態が続くことで血管に血液を送り込む心臓にも大きな負担が掛かってしまいます。特に男性の場合がその影響が大きいと言われており、収縮期血圧(最高血圧)が上昇することによってその確率も高くなってきます。

慢性腎臓病

血圧が高いことによって、腎臓にも大きな負担をかけてしまいます。これによって血液中にあるナトリウムの排泄機能が機能せず、血圧上昇になってしまう可能性もあります。また、慢性腎臓病を引き起こすことによって、脳卒中や心疾患による死亡率も高くなると発表されています。

4、まとめ

 

多くの人が悩まされていて、自覚症状がほとんどないまま大きな病気にかかってしまうため、サイレント・キラーとも呼ばれている高血圧に関してご紹介をしてきましたが、お分かりいただけたでしょうか。そのまま放置しておくことによって、命を落とす可能性もあるため、身体の少しの変化に気づいて早期の治療を行っていきましょう。

 

よく読まれている関連記事

高血圧予防サプリ※売れ筋ランキング
血圧の正常値とは
血圧を下げるサプリメントを活用する
血圧を下げるドリンクについて
血圧を下げる方法について
血圧を低下させる薬とは